オオカミ少女と黒王子
オオカミ少女と黒王子 コミック 全16巻完結セット (マーガレットコミックス)
- 作者:八田 鮎子
- 発売日: 2016/05/25
- メディア: コミック
きっかけはNetflixでアニメ配信してて何の気なしに久しぶりに観てみたら続きが読みたくなったから。
これは私が学生時代に本誌:別冊マーガレットを毎月購入し読んでいた漫画。
当時も激烈にハマってた気がする。
勿論ヒーローの佐田くんはビジュアル的にもイケメンのイラストでそこも好きだったけど、
私が少女漫画において好きなところは、あくまでカップル二人がお互い大好きなんだな~って垣間見れるエピソードが読めること。
基本1話完結型っていうのも読みやすくて好き。
主人公のエリカも他の男の子から好意を寄せられることが2度ほどあっても、彼氏一筋なことは変わらず。
佐田くんも最初こそエリカへの好意が分かりづらかったけど、巻が進む毎に大好きな気持ちが滲み出ていく。
二人とも一途に思い合っている、ってことが大体の漫画において私の好きな部分だと思う。
ところで記憶が曖昧ではあるけど。
「ちゃお」を読んでる頃には、大体紆余曲折あって、告白して成就して結婚して連載終了。とか、
付かず離れずの距離を保って長期連載。とかが多かったんじゃないかなーと当時から思ってた。
なので、別冊マーガレットを読みはじめて、付き合ってからもラブコメが続く…!ということにカルチャーショック(?)を受けた。
私にとっては"付き合ってからも連載が続く"ということは"そのカップル達の絡みを更に見られる"という幸せでしかない。
連載が終わったらその二人のその後は想像しか出来ないからね。
オオカミ少女と黒王子も、最終巻読んだ後に適当に読み返して、番外編とかファンサービス的なものがないか調べて挙げ句の果てにファン創作まで覗きに行ったからね。
当時の限定版コミックスにはドラマCDと一緒に書き下ろし漫画もおまけとして付いてたらしくて。
勿論探した。けど生産終了してるっぽかったのでフリマアプリで買いました。
何年か前に終了した漫画の"公式の"お話が読めるなんて嬉しいの極みだよ。
そして調べてみたら原作者のTwitterアカウントも見つけて、
"原作者の"描いた漫画も読めた。まさか後日談的な話が読めるなんて…感激だった。
それでもまだまだその二人の話が読みたくなってしまうしつこさがあるのが私。
しかし数年前に終了した作品で、かつ少女漫画となると例えばファンだった人も続きを想像して書く人も絵を描く人も圧倒的に少ない。
分かってるのに検索かけてはなにも無いな…と寂しくなる。ここが少女漫画好きの悲しい部分かも。
自分自身で創作するつもりは毛頭ありませんが。
もうこれは作品への恋だと思う。
恥ずかしいほどに四六時中その作品のこと考えてたもん。
王道人気漫画にハマればファンブックなり小説なりアニメなり書き下ろし漫画なり、
色々な恩恵にあずかれると思います。いいよね。
ヒーローがヒロインを守る・優しくする。
ヒーローは頼れる、実はヒロインにベタ惚れ。
ヒーローの男の子な部分、漢(イケメン)な部分。
大体そんなところにハマっていっている。
基本受け身なヒロインをイメージするけど、
ヒロインがヒーローを好きになっちゃうときは大体受け身な時…の作品を好きなことが多い。
王道展開分かりやすくて好きだしね。
佐田くんとエリカは幸せカップルだよ