なぜ少女漫画がすきか

はじめて読んだ漫画ってたぶん「ちゃお」だと思う。
…いやその前に身内が買ってたコロコロコミックをふざけて読んだというか「見た」のがはじめてかな。
その時は漫画の読み方も面白さも分からず興味も無かったと思う。

なぜちゃおを買いはじめたのか?
正直あんまり覚えてないけど、
たぶん「ミルモでポン!」が流行ってて、
姉妹がいる友人のうちに遊びに行ったときにちゃおがあって、"真似して買った"んだったかな…。
(もちろん母に買ってもらった)

なんとなく、その時は自然に漫画の読み方が分かって面白かった気がする。
最初はミルモしか読んでなかったかもしれないけど、
何気に母も読んでいて、全部読んでるらしかった。
それに影響されてか私も全部読むようになったかも。せっかくだしね。

その頃にキュンキュンする気持ちがあったかと言えばよく分からない。
この頃は何故だか「●●がかっこいい」「恋に憧れる」とか言うことがすごく恥ずかしくて言葉にして無かった。(今も恥ずかしい)
でも毎月しっかり読んで、読み返すまでしてたはずだからハマってたし好きだったと思う。

小学生~中学生までそんな感じで、でも少女漫画が好きだからこそ現実にはそんなことは起こらないっていう現実的な目線も持っていた。
自分は少女漫画のヒロインみたいに天真爛漫でもないしピュアな思考してないしそもそもありえないし!って。
暴走して黒歴史になったりしなくて本当よかった。
人見知りするし他人の目線気にしまくってたから、どちらにせよ大丈夫だっただろうね。

それでもうここまできて少女漫画の何がこんなに好きなのか考えるのが面倒くさくなってきた…笑

それはともかく、ミルモでポン!は別に少女漫画というよりファンタジー要素が子供心をくすぐったんだと思う。
今読み返すと、結構かわいいラブコメだなと思うけど。

個人的に衝撃だった漫画があって、
名前は出さないがそれはどうにも何だか大人な雰囲気(?)が出ていた。
これがすごく夢中にさせられたな…今でも覚えてる。

子供の頃、18禁とかそういう雑誌とか、女性の胸とかにとても敏感で、
なにか見つけたり察しても絶対に言葉に出さなかったし子供だからという理由で知らないふりをしてきた。
だからそのコミックは買わなかったし、何度も本誌を読んだな 笑

だからってキャラは好きになったと思うけど、
付き合いたいとか、主人公の女嫌い!とかには全くならなかったな。
(結構少女漫画の感想読むと 主人公がウザイとかってレビュー多いんだよね)

とにかく早くカップル二人でイチャイチャして欲しいとかくっついて欲しいっていう気持ちがあった。
それを見てニヤニヤするだけ。
今でもだいたいそうだな…。

もちろん背景の分からないイケメンと美女がイチャついてても面白くないから、
少女漫画として設定を把握して、心情の移り変わりも分かって…っていうのが大事。

くっつきそうでくっつかないも好きだし、
割りとすぐ付き合いはじめて、その後ラブコメ展開も好きだし、
最高なのが少女漫画はカップル二人の恋愛の話がメインになるってことだよね。
ヒットした作品ほど長めに続くし長めの幸せが見られる。
基本的には不器用でもなんでもお互い大好きでハッピーなシナリオが好きだな。

そして私の頭も少女漫画仕様に…
美意識を高めたり、漫画みたいにちょっと可愛げある人を演じてみたり。

…まるで恋をしているかのような反応だな。
なんだろう、自分も少女漫画のヒロインみたいになれるような気持ちになるから好きってことかな?
それは少女漫画に限ったことじゃないけどね。